セフレを卒業
2011-10-03
「涙は女の武器」と言いますが、私は以前から、泣いて物事を解決するなんて幼稚なことだと思っていました……でも、本当に泣きたいときに涙を我慢するのは、自分の気持ちに嘘をつくことになってしまうと分かったんです。
そのことに気付いたのは、何年も不倫として交際していた男性と、本当に恋人として付き合いたいと思った時のことでした。
それまでの私は、彼に対して駄々をこねたり、泣くことなどなかったのですが、気持ちを伝えようとした途端に、ぼろぼろと涙が流れ落ちてしまいました。
私はあなたの彼女になりたい……そんな言葉を繰り返しながら、子供のように泣いてしまったんです。
もう、彼とはダメかなと思いました。でも、一度泣いてしまうと、こうまでしても手に入れたい相手が分かってくれないなら、それでも仕方ないと開き直る気持ちだったんです。
その結果、セックスフレンドだった彼が、本当の彼氏になってくれました。
びっくりして、最初は信じられないくらいでした。彼女になりたいと泣きつくなんて、面倒な女だと思われるんじゃないかと心配していたのに、彼は「今まで辛い思いをさせていたんだな、ちゃんと付き合おう」と言ってくれたんです。
この出来事で、私の考えは変化しました。やたらに泣くのは良くないとしても、相手になにかを伝えたい時には、自分の気持ちに正直になるべきなんだなって。
あんなに泣いてしまったことは、今でも少し恥ずかしいのですが、そのおかげでセフレを卒業できました。
本命の彼女として、彼とは今でも幸せに暮らしています。
